大きい花束を貰ったけど、花瓶がない。どうする? 代用品で生ける方法

【タイトル】大きい花束を貰ったけれど、花瓶がない

大きな花束をもらったときの喜びはひとしおですが、いざ飾ろうとしたときに「花瓶がない!」と困った経験はありませんか?

この記事では、にわか仕立ての花瓶として用いることのできる、手近にある代用品をいくつかご紹介しています。

煌(あき)

せっかく頂いたお花は、できるだけ早く生けてしまった方が気持ちも落ち着きますし、花も長持ちしますよ。

花瓶にこだわる時間がない時は、花そのものに宿る美しさやパワーを借りて、身近なアイテムで生けてしまいましょう。

目次

花瓶がない時の花束の飾り方

大きな花束をもらったけれど、家に花瓶がない…困りますよね。

そんな時は家にあるもので代用し、せっかく頂いた花を無駄にせず、美しく飾る工夫をしましょう。

使っていないキッチン用品を利用する

花瓶がない時でも、使っていないキッチン用品を活用して花束を飾ることができます。

キッチンには花瓶の代わりに使えるアイテムがたくさんあるので、困った時はキッチンを見渡してみてください。

ケトル

ケトルはもともと水やお湯を入れて使う道具ですので、花瓶の代用品として非常に便利です。特に、デザイン性の高いケトルはインテリアとしても映えます。

縦長のケトルがあればベストですが、そうでない場合でも、ケトルの蓋を外して大胆に生けてみましょう。

冷水筒

花瓶の形状に限りなく近いため、使っていない冷水筒は代用品として便利です。

冷水筒は大きな花瓶に匹敵する高さと容量があるため、花が多くてもこれ1本で生けることができます。

煌(あき)

抵抗感がなければ、花瓶に最も近い感じで飾れますよ。

ガラスピッチャー

ガラスピッチャーも、花瓶の代わりとして使いやすく優秀です。

置いておくだけでインテリアとしても映えますし、安定感も良く、花の重みで倒れにくいです。

おしゃれなガラスピッチャーは花瓶の代用品ではなく、はじめからそこに飾るのが目的だったかのような、自然な雰囲気で花を生けることができます。

手近にあるもので小分けにして飾る

身近なアイテムを使って、花を小分けにして飾る方法です。

自分がやりやすいものを選び、手軽に花を生けてみましょう。

ペットボトル

ペットボトルは、最も手軽に手に入る花瓶の代用品。

そのままでもいいですが、花をたくさん生けたい場合は上部を切り取って使用します。

大きな花は重みでペットボトルが倒れやすいので注意しましょう。

マグカップやグラス

マグカップやグラスはどこの家にもあり、花瓶の代用品として使いやすいアイテムです。

カジュアルでおしゃれな雰囲気を演出でき、安定性もあるのでキッチンやリビングなど、どこにでも手軽に置くことができます。

空き瓶

ジャムの空き瓶や調味料の瓶などがあれば、手間いらずで花を生けることができます。

透明な空き瓶は花瓶に近い見た目であるため、違和感なくインテリアとして楽しめます。

牛乳パック

牛乳パックは高さがあるため、背の高い花にも対応するので便利です。

上部を切り取り、内側をしっかりと洗浄してから使用しましょう。余っているラッピングペーパーなどでデコレーションすれば、見た目もスッキリと仕上げることができます。

お皿やボウル

少し深さのあるお皿やボウルに水を張り、花を浮かべるようにして飾ります。花の頭が大きいものや、華やかな雰囲気のものが向いているでしょう。

器と花がマッチすれば、想像以上におしゃれな感じで飾ることができるのがこの生け方です。

テーブルやカウンターの上に置くだけで、素敵なアクセントになります。

ドライフラワーや押し花にする

せっかく頂いた花を長く楽しむために、ドライフラワーや押し花に加工するのもおすすめです。

思っているより簡単にできますので、ぜひ試してみてください。

ドライフラワー

ドライフラワーを美しく仕上げるためには、花瓶に飾った後ではなく、新鮮なうちにドライフラワーとして加工することが大切です。

花を束ね、風通しの良い場所に直射日光を避けて吊るします。

押し花

押し花は、紙や新聞紙にはさんだ花を、本などの重しで1週間ほどプレスします。

出来上がった押し花は、フレームに入れて飾ったり、カードやアルバムの装飾として使うことができます。

花瓶を持っておくメリットとは?

この記事では花瓶がない時の対処法をご紹介しましたが、いざという時のために、やはり花瓶は持っておいた方が安心です。

花瓶を持っていれば、花束をもらった時だけでなく、日常生活でも花を楽しむ機会が自然と増えます。

以下に、そのメリットを解説しますね。

花束をもらった時にすぐに飾れる

花束をもらった時に花瓶があれば、すぐに見栄えよく飾ることができます。

代用品でも間に合うことをご紹介しましたが、とはいえ、花瓶があれば最も楽に、素早く作業ができるのは確かです。

季節にもよりますが、切り花の寿命は数日から、最長で2週間ほどです。花瓶の存在はタイムロスをなくし、花が最も新鮮な間に、美しく飾ることができるメリットがあります。

花に対して抵抗感が和らぐ

花瓶がないと、花を飾ることに消極的になってしまいませんか?

そうなると、結果的に花を楽しむ機会を逸してしまうことも。

逆に言えば花瓶を持っているだけで、花を飾る抵抗感が和らぎます。

結果、花を買いたいと思った時に買えたり、花束を貰うことに躊躇しなくなったりと、自由な行動を取ることができますよ。

切り花の管理がしやすい

花瓶の存在は、花の寿命を延ばすことにも関係してきます。

花瓶以外のものでは、場合によっては不便さや使いにくさがあり、花を適切に扱えずハードルを感じてしまうことがあります。

当然のことながら、花瓶は花を生けるための専用の器ですから、管理のしやすさという点では抜群です。

まとめ

大きな花束をもらったけれど、花瓶がない時の対処法について、さまざまなアイデアを紹介しました。

花瓶がなくても、ペットボトルやマグカップなど、家にあるもので代用できるので、困った時には是非試してみてくださいね。

一方、花瓶を持っていることのメリットもご紹介しました。花瓶を持っていることで、花のある生活が、より身近になりますよ。

煌(あき)

花のある生活を楽しんでくださいね!

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