あなたは部屋に絵画を飾りたいと思ったことはありませんか?
絵画が飾られた部屋というと、なんとなくおしゃれで高級そうなイメージがありますよね。訪問した家で、立派な額入りの絵画が壁に飾られているのを発見したら、その家はお金持ちだという印象を持つのではないでしょうか。
それだけに、「絵画を飾るなんて、自分にはハードルが高い」と諦めてしまってはいませんか?
しかし、絵画は特別な人だけが飾るものではなく、気に入った絵があれば誰でも気軽に飾って良いものです。
私も部屋にお気に入りの絵を飾っていますよ。
鳥の絵だよね♪
とはいえ、急に思い立って部屋に絵画を飾ろうと思っても、
- 部屋に合う絵画のイメージがわかない
- 絵画をどこで購入したらいいのかわからない
- 何に気をつけたらいいの?
具体的に何から始めればいいのかわからないですよね。
また、そもそも部屋に絵画を飾ることにどんな意味があるのか、疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では、そんなあなたのために、絵画を飾ることのメリットとデメリットを徹底的に解説していきます。
さらに、絵画の種類や選び方、購入のポイントをお伝えしますので、おしゃれなインテリアの実現にお役立てくださいね!
絵画を飾ることのメリットとは?心理効果など5つのポイントをチェック!
まずは絵画を飾るメリットからですが、「心理面などの内面的な部分」と、「空間の見た目や印象の変化」など外面的な部分があげられます。
- 心の癒し・リラックス効果
- 部屋が個性的でおしゃれになる
- 歴史や文化を共有することで、美意識や感性が豊かになる
- 客観的視点を持つことができる
- 部屋を綺麗に保とうとする意識が働く
順番に解説していきますね。
1. 心の癒し・リラックス効果
- 気分が明るくなる
- リラックスする
- 良い刺激を受ける
- 感動する
絵画(イラストなども含む)を眺めると、心が和んだり、気分が明るくなるような体験をしたことはありませんか?
それは、絵画には癒やしやリラックス効果があるからなのです。
絵画に使われている色や形、全体から受ける印象などによって、私たちは無意識のうちに影響を受けているのですね!
あなたは何色を見ると気分が落ち着きますか?
- 赤:太陽や火を連想させ、ポジティブな活力を与えて心を明るく元気にする色
- オレンジ:暖かみ、陽気、元気、活発などの前向きなイメージを与える色
- 黄:ビタミンカラーで、元気、希望など爽やかな気持ちを感じさせる色
- 緑:安らぎ・癒やし・調和・安定・健康・やさしさなどのイメージを与える色
- 青:海や地球の色を連想させ、知性や信頼感、心の落ち着きを感じさせる色
- 紫:上品・優雅・神秘・高貴などのイメージを与える色
- 白:純粋・清潔・神聖・正義などのイメージを与える色
- 黒:高級感・重厚感・威厳などのイメージを与える色
「その絵に何が描かれているか」によっても心理的に受ける印象が変わってきます。
花や動物の絵を見ると生命の息吹や愛らしさを、壮大な景色の絵からは力強さや希望を感じると思います。
現在私が部屋に飾っているのは、青々と茂るもみじの枝に止まった可愛い鳥の絵。グリーンを基調とした色彩に癒やしを感じます。
私たちは絵を眺めることで、心が和んだり、気分が明るくなったりするなどの影響を受けているのです。
2. 部屋が個性的でおしゃれになる
自分の好みを反映させる絵画を飾ることで、インテリアに個性や洗練された印象が加わり、心地の良い空間を生み出すことができます。
部屋に絵画を飾るというと、なんだか贅沢な響きがしませんか?
生活するための必需品でないからこそ、部屋に飾ってあるとよりおしゃれに、個性的に感じるのです。
鮮やかな色合いの明るい絵画、シックな雰囲気の心落ち着く絵画…もってくる絵画しだいで部屋の雰囲気が変わります。好きな絵画は、あなたに元気や癒やしを与えてくれます。
気に入った家具や家電を買ったのに、何か物足りない…。
そのような場合も、空いている壁に絵画を飾ってみてください。絵画が部屋の雰囲気をまとめ、立体的な空間の広がりが感じられるようになりますよ。
3. 歴史や文化を共有することで、美意識や感性が豊かになる
絵画を飾るというのは、その絵の作者と、その絵が描かれた文化的・歴史的背景を共有することでもあります。
例えば、日本の浮世絵は、江戸時代の日本の風景や人々の暮らしを描いていますし、
フランスの印象派は、19世紀のフランスの自然や社会の変化を描いています。
また、アメリカのポップアートは、20世紀のアメリカの大衆文化や消費社会を描いています。
このように、絵画を眺めるだけでも、その絵に描かれている歴史や文化を学ぶことができます。
自分と異なる文化の情景や美しい色合いの絵画を眺めることで、無意識のうちに美意識や感性が磨かれていくことも、絵画を飾るメリットの一つです。
4. 客観的視点を持つことができる
絵画を飾ることで、客観的な視点を持つことができます。
絵画は、画家の主観的な表現や視点を反映するもの。
つまり、絵画を見ることで、その画家の価値観や感じ方など、自分とは違う視点や感覚に触れているのです。
また、絵画は画家本人だけでなく、ほかの人の評価や解釈にも影響されています。そのため、絵画から受ける印象や解釈が、時とともに変化するのもよくあることです。
絵画を飾ることにより作品との対話が生まれ、客観的な視点でものごとを見られるようになります。
5. 部屋を綺麗に保とうとする意識が働く
絵画を飾ることで、その部屋の雰囲気が明るくなったり、和やかになったり、場合によっては品格が出てくるかもしれません。
絵画は部屋のインテリアの一部です。
自分にとって大切な絵画を飾ることで、部屋に愛着や誇らしさを感じ、いつも掃除をして綺麗にしていようという気持ちが働くのではないでしょうか。
絵画の存在が「部屋を綺麗に保ちたい」というモチベーションを与えてくれるのも、絵画を部屋に飾るメリットのひとつです。
このように、大切な絵画は私たちの日常生活の質を上げてくれる存在でもあります。
絵画を飾ることのデメリットとは?注意すべきポイントを知ろう
絵画を飾るというのはメリットだけではありません。
絵画を飾ることでメンテナンスなどの余計な手間が増えたり、かえって部屋の雰囲気を損なってしまうことも。
ここでは、絵画を飾ることのデメリットと注意すべきポイントを解説していきます。
1. 金銭面の負担
絵画を飾ろうと思えば、多少なりとも金銭面の負担が生じます。
絵画は種類やサイズ、人気度合いなどによって価格は大きく異なりますが、いずれにしても購入代金がかかります。
また、そのほかにも額装のお金がかかったり、設置のための費用がかかる場合もあるでしょう。
とはいえ、絵画は消耗品ではなく、長期間にわたり楽しめるもの。
そう考えると金銭的なデメリットは一時的なものです。視覚的な楽しみや心理面に良い影響があることを考えると、決して無駄なお金とは言えないでしょう。
2. 設置の負担と掃除の手間
絵画を飾るためには設置場所を決め、壁に穴を開けることが必要です。場合によっては耐震対策を講じる必要があるかもしれません。
壁に穴を開けられない賃貸の方も工夫次第で絵画を飾ることができますが、いずれにしても絵画の取り付けが面倒だと感じる方には負担感がありますよね。
また、絵画を長期間飾っているとほこりがたまり、掃除が面倒だと感じる方もいます。
面倒に感じる場合はその絵画があまり好きではないという可能性もありますから、別のもっと気に入る絵画に変えてみても良いかもしれません。
3. 部屋に合わない絵はかえって雰囲気を損なう
部屋に合わない絵を飾ると、デメリットとして働いてしまいます。
絵画を飾るメリットを発揮できるのは、絵画のテーマや色合い、額縁のデザインなどが、その部屋の雰囲気やカラーに調和していてこそ。
可愛い子供部屋に骸骨の絵が飾ってあったらとても怖いですし、大人っぽくダークにまとめられている部屋にパステル調のメルヘンな絵が飾られていたら、そこだけ違和感を感じてしまいますよね。
絵画を飾るときには、部屋に合った適切な絵画を選ぶようにしなければ、かえって雰囲気を損なってしまいます。
まとめ
絵画を飾ることのメリットとデメリットや、絵を飾る効果についてご紹介しました。
部屋に絵を飾り、眺めていると、楽しさやリラックス感を味わうことができます。また、居心地が良くおしゃれな空間作りにも役立ちます。
あなたも是非、お気に入りの絵画を見つけて飾ってみませんか?